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2025.3.10 07:00ゴー宣道場

<新コロナ真理教の人々52> 【統計的事実を考える】

<新コロナ真理教の人々52>byカイジロウ
【統計的事実を考える】

 

 オドレらの場外乱闘で萬田先生とご一緒した時に、先生は「キミたちは幾つまで生きるつもりだ?」と私たちに問いました。私たちは深く考えず「80歳くらい?」「85歳ですかね?」とめいめいに答えましたが、それらの答えに萬田先生はニコリと笑い、「じゃあ君たちは寝たきりの老後確定だな」と甲高い声で笑いました。

 日本の平均寿命と健康寿命の差は大きく、男性で約9年、女性で約12年の寝たきり期間を過ごします※①。私たちはこれを聞いても自分事と捉えませんが、萬田先生の言葉はただの統計的事実です。統計がそうである以上、私たちがそういう最後を迎える可能性は高い。

 ・・・と書くと無意識に「自分は違う」と可能性の低い方に自分を振り分けますが、数多くの方を看取った先生の言葉は、私たち一人一人の未来に対して真なのです。

 なぜ多くの人は延命治療をするのでしょうか。それはきっと治療という言葉につられて治ると思いこむからでしょう。そして本人が意思表明出来ない場合、親族は恩人の命を断つ決断ができずに「死なないチャレンジ」を試みるのでしょう。勿論それを判断する時、人の死ぬ確率が100%であることは忘れられています。
 コロナ禍で人々はワクチンに群がり、周囲は接種圧をかけましたが、ワクチンを打った方が感染しやすいのは統計的事実です(旧シリーズ⑩新シリーズ㉕)。

 人々は健康診断を望み、企業は従業員に義務として課しますが、健康診断を受けない方が健康で長生きなのは統計的事実です(旧シリーズ㉜新シリーズ㊻)。

 人々は少しの体調不良で病院に行き、またそうアドバイスしますが、人が病院に行くほど不健康になることは統計的事実です(旧シリーズ㉘新シリーズ②)。

 結局人は物事を確率で考えられない宗教的存在なのでしょう。人はウイルスでなく己の恐怖感情に襲われ、恐怖を慰撫する対策に縋り、自ら不健康を選ぶのでしょう。
 私はコロナ騒動の当初、日本人ならば共助の精神でこの情報災害を乗り切る可能性があると思っていました。しかし実際のところ日本人は共助の精神に乏しいという統計結果があります※②。私の淡い期待は統計的事実の前に偽りであり、世界で最たる醜態を晒した日本のコロナ騒動は、間違う事なき必然だったのです。

 

※①)平均寿命と健康寿命(e-ヘルスネット)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/hale/h-01-002.html

 

※②)日本人は実は助け合いが嫌いだった(現代ビジネス)
https://gendai.media/articles/-/67142

 

コロナ真理教の人々
庶民が医学に疑問を持たねばならない
医学は科学ではない
医学の常識は歴史と共に変わる
医学は宗教に近い
人は信じたいことを信じる
医学と闘うために
誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
誤解:超過死亡は出ていない
誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
誤解:今更コロナを振り返っても意味ない
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい
㉖誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している
㉗誤解:行動制限に意味はあった
㉘誤解:病院に行くほど健康になる
㉙誤解:マスクに感染防止効果はある
㉚誤解:マスクに効果がなくても念の為にした方が良い
㉛誤解:でもマスクに害はないでしょ
㉜誤解:でも健康診断は身体のためだよね?
㉝誤解:日本の研究者は誠実で優秀
㉞誤解:薬害は推定無罪であるべき
㉟誤解:人工ウイルス説なんて陰謀論
㊱誤解:人工ウイルスの目的はビルゲイツの人口削減
㊲誤解:反ワクって非科学の一枚岩で気色悪いよね
㊳誤解:接種したが副作用がなかったから大丈夫だ
㊴誤解:シェディングは陰謀論
㊵誤解:DNA混入問題はデマ
㊶誤解:mRNAワクチンにDNAが入る筈がない
㊷誤解:レプリコンは明治製菓の新しいお菓子?
㊸誤解:私の主治医は魅力的だから医者は信用できる
㊹誤解:医学者というプロが間違う筈がない
㊺パンデミックが終わるとき
㊻最終回:日本でコロナ騒動が長引いた理由

 

新コロナ真理教の人々
➀超過死亡
②過少死亡と病院経営
③コロナワクチンは終わるのか
④医学は本当に宗教なのかⅠ
⑤医学は本当に宗教なのかⅡ
⑥医学は本当に宗教なのかⅢ
⑦厚労省の心筋炎詐欺グラフ
[号外]紅麹問題
⑧XBB詐欺と抗原原罪
[号外②]パンデミック条約反対デモ
⑨コロナ論の論客たち
[号外③]コロナワクチン被害国家賠償請求訴訟
⑩コロナ騒動と人間関係
⑪mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅰ
⑫mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅱ
⑬ワクチンとサヨク思想Ⅰ(日米の政局について)
⑭ワクチンとサヨク思想Ⅱ(自然主義について)
⑮ワクチンとサヨク思想Ⅲ(陰謀論者について)
⑯プラセボとRCT
⑰真の危険性は誰も知らなかった
⑱コロナ言論の全体主義
⑲コロナ騒動とカルト
⑳マスク問題再考
[号外④]コロナ騒動と東京都知事選
㉑コロナ騒動とハンセン病
㉒落とし所の模索
㉓そもそも死因は明らかになるのか
[号外⑤]愛子様祭りから考えたこと
㉔コロナ騒動と原爆の日
㉕射つほど感染する
[号外⑥]南海トラフとコロナ騒動
㉖mRNAワクチンなるものはワクチンなのか
㉗謝れない人たち
㉘関係者は罰せられるのか
㉙コロナ騒動と男性優位社会
㉚『世にも危険な医療の世界史』を読む
㉛レプリコンワクチン
㉜人体に不可逆はある
㉝自分の目で見て自分の心で感じる人は少ない
㉞コロナ詐欺に気づいた日
㉟原典に当たる
㊱伝播はするのか
㊲超過死亡Ⅱ
㊳超過死亡の死因
㊴コロナ騒動とカルトⅡ
㊵生存者バイアス
㊶リードタイム・バイアス
㊷コロナ騒動と善意
㊸手術成功、患者死亡
㊹不要な手術
㊺意地悪な日本人
[号外⑦]インフルエンザの流行
[号外⑧]明治製菓ファルマが立憲の原口議員を提訴
㊻しないよりした方が良い、のか
㊼不安な日本人
㊽行われない調査
[号外⑨]米国のコロナ対策総括文書を読む
[号外⑨-1]米国コロナ対策総括文書を読む:ウイルス人工起源説
[号外⑨-2]米国コロナ対策総括文書を読む:コロナ対策費
[号外⑨-3]米国コロナ対策総括文書を読む:WHO問題
[号外⑨-4]米国コロナ対策総括文書を読む:社会的距離
[号外⑨-5]米国コロナ対策総括文書を読む:マスク問題
[号外⑨-6]米国コロナ対策総括文書を読む:ワクチン問題
[号外⑨-7]米国コロナ対策総括文書を読む:コロナと子どもたち
㊾医学の語り口
㊿(特別回)“扇動”責任者の問題

51 医者は賢いのか

 


 

 

私事ですが、誕生日が東日本大震災の日になってしまったので、ちょっとお祝いしづらくなっちゃった私の父は明日で91歳ですが、いまもカクシャクとしており、母は今年88歳で足腰は弱っているけれども車椅子には乗らず、この春には夫婦で東京に遊びに来ると言っとります。
そんなんで、自分も80くらいまでは生きるんだろうかな~と漠然と思ってましたが、別にそんなの、根拠があることでも何でもないんですね。
何歳で死ぬにしても、寿命と健康寿命ができるだけ一致する人生でありたいと思います。

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テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「天皇は双系が伝統である!」

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